いちょうブログBLOG

大腸カメラへのこだわり

はせがわクリニック院長 長谷川俊之です。
近年、大腸癌による死亡者数が著明に増え続けています。
特に女性において、すべての癌の中で
最も多くの患者様が大腸癌にて亡くなっているのが現状です。

大腸癌を発見・診断するために最も適した検査は大腸カメラです。
当院では月に80名を超える方々が大腸カメラを受けられています。
早期の大腸癌の方もいらっしゃれば、進行癌の方も見られます。
当院を受診されて、納得されて大腸カメラ検査・治療を受けて頂くために
大腸カメラに対して数々のこだわりを持って行っております。

①安心・安全に検査を受けて頂くために
当院では、大腸検査の時間帯に看護師は3名体制で看護にあたっています。
検査中の患者様が不安にならないように
検査後も安心して過ごせるように
常に看護師の目が届くように配慮しています。

②しっかり検査後の説明を受けて頂くために
大腸内視鏡検査は、必ず1名に1時間の枠を設けています。
短時間で検査数を多くすることはしません。
検査後は、しっかりと検査結果と今後の治療方針についてご説明致します。

③院内感染を予防するために
内視鏡の洗浄は、専用の内視鏡洗浄機を用いてしっかりと洗浄します。
また、可能な限りディスポーザブル器具(使い捨て器具)を使用し
リユースの器具は看護師によるしっかりした洗浄と共に
専用の超音波洗浄とオートクレープ(高圧蒸気)滅菌を行っています。
洗浄においても、患者様の目の届かないところで手を抜くことはしません。

④お仕事・ご家庭の都合でなかなか受けられない方へ
当院では土曜日・日曜日にも大腸カメラを行っています。
やはり、土曜日に検査を希望される方が多く見られるので
ここ最近は土曜日午前中に女性Drによる大腸カメラ検査も行っています。

⑤辛くない検査を目指して
当院では検査時間の短縮だけを目指して、雑な検査は行いません。
出来る限り検査による苦痛を減らすため、慎重に腸管を伸ばさない様に挿入します。
その為に、送水気の使用やCO2送気等の専用器具を用いています。
また、鎮静剤(眠くなる薬)・鎮痛剤は
いつでも使用することが出来る体制で検査を行っています。
専用のベッドサイドモニターにて全身状態を常に把握しながら検査を行っており
安心・安全に受けて頂けるように配慮しています。

⑥大腸ポリープ切除の合併症を減らすために
大腸ポリープ(大腸腺腫・早期大腸癌)を切除することで
大腸癌による死亡のリスクを明らかに下げることが出来るため
当院にて数多くの大腸ポリープ切除を行ってきました。
切除治療後の腸管出血・穿孔が起きない様に、熟練の看護師が検査補助に付き
適切に高周波装置を用いて切除を行っております。
また、巨大なポリープに対しては留置スネア等の特殊な処置も用いており
現在まで、腸管穿孔や内視鏡的治療が必要な腸管出血は起きておりません。
また、しっかりとポリープ全体を切除する(端を残さない)ために
平らな病変に対しては、適宜リフタル等の専用の粘膜下注入材を使用しています。

⑦専用の広い検査室で
当院は、内視鏡専用の検査室をかなり広く確保しています。
安全に迅速に内視鏡検査・治療を行うためにも必要な広さですが、
例えば、患者様のご家族も検査室に入って
患者様の様子や検査内容を見ながら
検査治療を希望される方も多く見られており
当院では、ご希望に沿って対応しております。

 

当院では、大腸癌による死亡者を減らすために
最大限の努力を続けていきます。

https://www.clinic-hasegawa.jp/daichocamera.html

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