いちょうブログBLOG

富士フィルム and オリンパス

 
開院して丁度2か月が経過しました。
少しずつ近隣の方々も一般外来に受診して頂ける様になり、
胃カメラや大腸カメラも土曜日・日曜日を中心に増えつつあります。
この2か月間で120名を超える方が胃カメラ・大腸カメラを受けられて
多くの方のピロリ菌検査・治療、大腸ポリープ切除や、
潰瘍性大腸炎等の腸炎の診断・治療を行ってきました。
 
ところで、当院では内視鏡検査機器として
富士フィルム社とオリンパス社の両方のメーカーの最新の機器を導入しています。
胃腸に興味を持たれている方は、一度は聞かれたことがある会社だと思います。
両社とも、内視鏡に関しては世界に知られたメーカーです。
 
なぜ両社の内視鏡器機を導入しているのか
当院では少しこだわりを持って、内視鏡の機器も決めています。
まず、経鼻内視鏡(胃カメラ)に関してですが、富士フィルム社製のレザリオを導入しています。
レザリオの良い点は、暗くなりがちな細い内視鏡(経鼻内視鏡)の中で一番鮮明に明るく観察出来るし、
スコープも柔らかいため、患者様の鼻の痛み等に対しても負担が軽いと考えています。
オリンパス社の経鼻内視鏡は、信号処理方式の違い(面順次方式)からなのか、
やや暗くなりがちで、曇った画面から焦点が合うまでの時間がかかる等の印象があります。
 
逆に大腸カメラに関しては、オリンパス社の内視鏡を導入しています。
大腸内視鏡の一番大切な点として、検査中の患者様の痛みや苦痛を出来る限り少なくすることです。
特に、S状結腸と言う腸管を出来る限り伸ばさずに挿入することで苦痛はだいぶ違ってきます。
オリンパス社製の大腸内視鏡は適度の硬さとしなやかさで、一度まっすぐにしたS状結腸を再度伸ばすことはありません。
対して富士フィルムの大腸内視鏡は、私にとってはやや柔らか過ぎる印象があり、S状結腸が伸びてしまうことが多いです。
 
はせがわクリニックでは、お忙しい方のために
土曜日・日曜日にも胃カメラや大腸カメラを行っております。
便潜血陽性の方でそのまま保留にしている方はいらっしゃいませんか?
どうぞ気軽にお問い合わせ下さい。
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