この度、胃カメラのシステムやスコープの全てを一新しました。
当院では開業時以来
胃カメラは富士フィルム、大腸カメラはオリンパスを使用しています。
大腸カメラは、オリンパスの最上位機種である「EVIS X1」を使用しています。
胃カメラは、富士フィルムのレーザー光で見る「レザリオ」を
導入して8年間使用してきました。
今回、2024年に富士フィルムから発売された最上位機種の「EP8000」に更新しました。
こちらの機器は、最新の画像処理技術により
奥まで明るくハレーションを抑えた低ノイズの観察画像を実現し
内視鏡診療における微小な病変の観察をサポートしてくれます。
上が、以前のレザリオで見た胃と食道の境目
下が、最上位機種「EP8000」の画像です。
どちらも十分キレイですが、詳細を見てみると
食道表面の毛細血管の描出に違いが見られます。
上の画像は、全体的にやや暗く
また、ハレーションの影響で
血管が途中でぼやけたり途切れていたりします。
対して、下の画像はより明るく
血管もより鮮明にはっきりと確認できます。
特に早期の食道癌の発見には
この食道粘膜の血管観察がとても大切です。
当院では、可能な範囲で最新機種の内視鏡を用いて
見逃しの少ない内視鏡検査を目指していきます。
50歳以上の名古屋市の胃がん検診(内視鏡)は、
当院にて土曜日も日曜日も行っています。
気軽にお問い合わせください。